2021.8.23UP
おしゃれFOODIEがいく〈口内世界旅行~ハワイ~〉
世界が移動を制限し、気軽に旅行を楽しめなくなってもう随分経ちました。まだまだ外食も旅行も思いっきり楽しめるわけではありません。
そこで提案したいのが「口内世界旅行」!おうちで世界の料理を作って、旅行気分を味わいましょう。
第11回は “ハワイ”です。ハワイは人気の観光地ですよね。コロナ前のハワイを訪れる外国人は、1年で1,000万人を超えていたそうです。その歴史は、周辺の島々同様にポリネシア人がハワイに移住してきたことから始まります。1898年にアメリカに合衆国に併合され、1959年にハワイ州が誕生。1970年に東京-ホノルル線にジャンボジェットが就航し、日本のパッケージツアーが本格化したことで日本人観光客が増加し始めました。日本では明治時代から移民移住しているので、ハワイ在住の日系人はたくさんいます。そのため、ハワイのローカルフードは現代の日本人の口に合うものが多くあります。例えば、以下のようなハワイフードがあります。
「ロコモコ」
ごはんの上にハンバーグと目玉焼きがのせられ、グレイビーソースかデミグラスソースがかかっています。
「ポケ(ポキ)丼」
マグロやシーフードを生のまま醤油ベースのタレに絡ませて、ごはんの上に乗せたもの。ワサビやスパイス、ごま油やオイスターソースなど味付けはさまざまです。ごはんも白米以外に雑穀米や酢飯などもあります。私はマグロかサーモンに、醤油&わさび&ごま油、雑穀米のポケ丼がお気に入り。
「ガーリックシュリンプ」
殻付きのエビをガーリックバターで炒めたもの。殻と身の間に入り込んだガーリックオイルを吸い込みながら食べるのが醍醐味です。
「ラウラウ」
タロの葉でお肉を包んで蒸し焼きにしたポリネシアン料理。
「カルアポーク」
豚肉がほろほろになるまで軟らかくキャベツと煮込んだ料理。サンドイッチの具材にして食べると美味しいです。
「フリフリチキン」
フリフリソースと呼ばれる甘辛いタレをかけて直火焼きされた鶏肉。
「パンケーキ」
ハワイの定番フード。厚みのないパンケーキの生地は甘さ控えめでもちもち。そこにたっぷりの生クリームがホイップされているのですが、生クリームが植物性と動物性のミックスなので口当たりが軽いのが特徴です。
「アサイーボウル」
美容健康効果の高いアサイーに、グラノーラやイチゴ、バナナ、ブルーベリーなどをトッピングしたもの。アサイー自体は味も甘味もそこまでないのですが、他の食材の味を底上げする能力があるように思います。
「マラサダ」
ふわふわの揚げドーナツ。ポイマラサダはタロイモをペーストにした“ポイ”を練り込んだ青紫色のマラサダ。もちもち感が強く、甘さは控えめです。
「サイミン」
あっさりしたエビだしやかつおだしのラーメン。
「スパムむすび」
スパムをお寿司のように握ったおむすび。チーズやマヨネーズで味付けされています。
このようにハワイアンフードは、手軽に食べられるものばかり。サーフィンや散歩の途中など、その場で気軽に食べられるスタイルが好まれるのも、ハワイの温暖な気候や、外の気持ちの良い空気が感じられるからかもしれません。ハワイでは何を食べても美味しいと感じるのは、日系移民の礎とハワイに暮らす人々の穏やかな人柄にあるのでしょうね。
レシピ:ポークソテーハワイアンソースはこちら
参考:「プラスハワイ」HP
:「KAUKAU」
オフィシャルメンバー:滝野香織