2019.11.11UP
聖夜はどう過ごす?お家クリスマスのおもてなしテクニック
「今年のクリスマスはどうやって過ごそう」
12月に入ると、ふとした瞬間に考えることありませんか?
家族や恋人、友達と一緒に過ごす人、仕事に追われている人、とくになにもしない人。過ごし方は人それぞれですが、年に1度の特別な日だからこそ思い出に残るようなクリスマスにしたいものです。
今回のコラムでは、ちょっとした工夫で特別感が出るお家クリスマスのおもてなしテクニックをご紹介します!
海外と日本のクリスマス、どう違う?
日本のクリスマスといえば、「クリスマスツリー」「クリスマスケーキ」「クリスマスプレゼント」。ケーキはホワイトクリスマスを意識して、サンタクロースやトナカイのモチーフが飾られたショートケーキが定番でしょうか。クリスマスプレゼントもサンタさんがイブの夜、靴下や枕元に置いてくれるもの…と子どもの頃は思っていたものです。
そしてクリスマスイブの夜、食卓に並ぶのは当然の如く「チキン」が並ぶのが王道…というイメージがありますよね。事実、ケンタッキーフライドチキン(KFC)では2016年12月23〜25日のクリスマス期間でなんと59億2千万円(前年比107.9%)の売上げを達成!この3日間で年間総売上の1割を占めているんです。
(参考:http://japan.kfc.co.jp/news_release/news161226kfc02.html)
そんな日本のクリスマスに対して、海外はどうでしょうか?例えばヨーロッパの場合、12月24日から元旦までクリスマス休暇をとり、家族や友人、親戚などが集まり大勢でホームパーティーをします。ここではアメリカ、イギリス、ドイツのお家クリスマスについて簡単にまとめてみました。
【アメリカ】
・家族や親戚と過ごす
- 七面鳥(ターキー)、ハム、ビーフ、羊肉、ローストポークを食べる
- ケーキよりもクッキー
- イブの夜は家族全員で教会へ(キリスト教の場合)
- 家族からたくさんのプレゼントがもらえる
- クリスマスカードを贈る
【イギリス】
- 家族でゆっくり過ごす
- 七面鳥(ターキー)を食べる
- スイーツはクリスマスプディングやミンスパイ、ケーキ
- クリスマスカードを贈る
- サンタクロースの呼び名はファーザー・クリスマス
- パントマイムやクリスマスクラッカーなどの習慣がある
【ドイツ】
- 家族でゆっくり過ごす
- アドヴェント・カレンダーでクリスマスのカウントダウン
- ソーセージやガチョウ、鴨のローストなどを食べる
- 伝統菓子シュトーレンやレープクーヘンを食べる
- グリューワイン(ホットワイン)を飲む
- 教会へ行く(キリスト教の場合)
- 24日以外もプレゼントを貰える
海外のクリスマスを改めて見ると、日本のクリスマスといえば…と固定観念に囚われることがなくなります。もちろんケンタッキーのチキンとケーキでお祝いをすることも1つの楽しみですが、他の国を参考にしてみると、いつもとはひと味違うクリスマスとなるのではないでしょうか。
簡単!お家クリスマスのおもてなしテク
上記で紹介したような海外のお家クリスマスは「大勢で楽しくパーティー」が基本。ここに応用できるおもてなしテクニックが散りばめられているんです。
■身体ぽかぽか「グリューワイン」でおもてなし!
ドイツのクリスマスではスパイスや果物をワインに入れて温めたワインを飲むことが習慣。ちょっとしたウェルカムドリンクに出てきたらオシャレですよね!
■クリスマスカードで感謝の気持ちを伝える!
海外ではクリスマスに感謝の気持ちを込めて家族や友人にメッセージカードを贈ります。メールやSNSが主流となった現代だからこそ、カードを選んで手書きのメッセージを贈ってみてはいかがでしょう。
■シークレットサンタに挑戦してみる!
海外でのクリスマスパーティーにある恒例行事の1つ。各自プレゼントを持ち寄り、くじ引きなどでプレゼント交換を楽しみます。
アレンジできる「クリスマスのおもてなし」はまだまだありますが、まずは手間暇かけずにできることからスタートすると◎。訪れた人に楽しんでもらえることを想像しながら、お家クリスマスを考えてみてください。「クリスマスは毎年、恋人とディナーです」という人も、ぜひ今年はお家で過ごしてみてはいかがでしょうか。