ノンアルコールビールは健康にいいって本当?車の運転はOK?

アルコール1%未満の飲料と呼ばれる「ノンアルコール」。近年は、アルコール度数0.00%のノンアルビールが登場し、カロリーオフや糖質フリー、プリン体ゼロといった健康を意識したノンアルコールビールがコンビニやスーパーに並ぶようになりました。そんなノンアルコールビールは本当に健康にいいのか、紹介したいと思います。



ノンアルコールビール=健康?

ノンアルコールビールが健康というイメージにつながる理由はいくつかありますが、そのひとつはアルコールの摂取量が大きく減らせること。アルコールの摂取は、気分が高揚したり食欲が増進するといったメリットがある反面、脂肪肝のリスクや肝機能障害、糖尿病、胃炎、下痢、高血圧、ガンといった病気のリスクが高まる傾向が考えられます。さらに大量のアルコール摂取を継続することは、急性アルコール中毒やアルコール依存症の危険性も。妊娠初期の女性が大量にアルコールを摂取すると、胎児に先天性の疾患リスクが生じる可能性も否定できません。

多くのノンアルコールビールは健康機能がプラスされているものも多く、健康志向を目指す方からも好評。上記のデメリットを回避できるのはもちろん、内臓脂肪を減らすトクホが付いたものや食物繊維・コラーゲンが配合されたものなど、さまざまなバリエーションがあるのも魅力です。



車の運転は本当に大丈夫?

お酒を飲んだ状態で車を運転することは、道路交通法第65条第1項「何人も酒気を帯びて、車両等を運転してはならない」という規定から、酒酔い運転の場合は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金、酒気帯び運転の場合は3年以下の懲役又は50万円以下の罰金が課せられます。

この酒気帯び運転が適応される基準は「呼気1ℓ中のアルコール濃度が0.15mg以上」の状態で運転していた場合。ノンアルコールビールに該当するアルコール度数0.8%のホッピーを大量に飲めば、酒気帯び運転になる可能性が考えられます。

近年、出まわっているアルコール度数0.00%の基準はアルコール度数0.005%未満。各メーカーの公式サイトにも「問題ありません」と記載はありますが、ホッピーのような事例もあります。ノンアルコールと記載されているものであっても、アルコール濃度をチェックした上で飲むと安心ですね。




参考:【CHINTAI】

   【ビックカメラ.com】

   【警視庁】

   【CarMe】

   【SUNTORY】

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム