2022.12.22UP
高たんぱく&低脂質!コラーゲンたっぷり、コリっと美味しいフグの栄養素
高級食材としても知られ、特別な日や日頃のご褒美に食べられることも多い「ふぐ」。
味の美味しさはもちろん、健康や美容にもいいとされている食材です。
このコラムでは、そんな「ふぐ」の栄養について、魚のサブスク「サカナDIY」を手がける山口県下関の水産会社・株式会社ふく衛門より教えていただきました。
「ふぐ」は美容と健康におすすめ
コリコリっとした食感が特徴のふぐは、白身で食べやすく、万人に受け入れられやすい味で知られていますが、その栄養バランスも味に負けず劣らず優れています。
たんぱく質やビタミンB6が豊富
ふぐで欠かせない栄養といえば、三大栄養素のひとつ「たんぱく質」が豊富に含まれていること。筋肉を作るのに欠かせないたんぱく質の他にも、高血圧予防につながるカリウムや免疫力アップが期待できるビタミンB6など、健康を維持する栄養素が含まれています。
カルシウムやビタミンDで丈夫な骨作り
健康な歯や丈夫な骨を作る上で大切な、カルシウムやマグネシウム、リンなどの栄養が含まれているのもふぐの特徴。カルシウムの働きをサポートするビタミンDも一緒に摂取できるので栄養バランスもばっちり。成長期のお子さまにもぜひ食べてほしい食材のひとつです。
タウリンで肝機能の向上に
タウリンは、コレステロールを減らしたり肝機能を高めたりと健康効果が期待できる成分です。加齢とともに身体の中で形成される量が減るため、食材から摂るのが理想。ふぐにも含まれているので、積極的にいただきましょう。
海洋性コラーゲンでうるおい肌へ
ふぐには「海洋性コラーゲン」と呼ばれる身体に吸収されやすいコラーゲンが含まれています。なかでもトラフグは、内臓部位以外に毒がなく、皮まわりはコラーゲンが豊富!鍋に入れるとゼリー状のコラーゲンになるくらい含まれています。また、ふぐの皮を軽くお湯で15秒くらい湯引きし、細く切ってから氷水にさらしてお刺身にして食べると、コラーゲンも余すことなくいただけます。(ヒガンフグなど、皮に弱毒が含まれているふぐもありますので注意しましょう)
美味しいふぐの見分け方は?
新鮮な状態でいただくのが一番とされる刺身で食べるときは「身に透明感」があるふぐが◎。ふぐ刺しを並べたとき、皿の絵柄が透けて見えるものほど、鮮度の良いふぐといえます。透明感がなく、白っぽいふぐは鮮度が落ちている可能性があります。
美味しいだけでなく、健康や美容に欠かせない食材として食卓を楽しませてくれる「ふぐ」。
高たんぱく・低脂質・コラーゲンたっぷりと女性にうれしい栄養がたっぷり含まれています。
トラフグやマフグなど、今が旬となるふぐ料理、ぜひ堪能してくださいね。
参考