低糖質、高たんぱくで話題の豆腐干!気になるカロリーや栄養素をチェック!

中国や台湾では中華料理の定番食材として使われている豆腐干(とうふかん)。低糖質&高たんぱくというヘルシーさから、麺の代用品として日本の食トレンドで注目を集めているのをご存知でしょうか。具体的にどのような食材なのか、カロリーや栄養など詳しくお伝えしていきます。



話題の「豆腐干」どんな食材?

「豆腐干」は、硬めの豆腐を圧縮・脱水することで作られている麺状の食材。「干豆腐(かんとうふ)」と呼ばれることもあり、中国や台湾では豆腐干を麺状にした「豆腐干絲(とうふかんす)」を使った料理が家庭でも多く食されています。



豆腐干は美味しい?

豆腐干そのものは、くせがなく淡白な味をしているため、味付け次第で印象が変わります。中華麺のようなつるんととしたのどごしはありませんが、独特の噛み応えが特徴。濃い味の調理方法との相性がよいです。



豆腐干の栄養素と効能

SNSでも話題となっている豆腐干ですが、ヘルシーとはいえカロリーや栄養成分は気になるところ。栄養と効能それぞれ気になるキーワードをまとめてみました。

【カロリー】

商品にもよりますが、豆腐干のカロリーは100gあたり約100~200kcalといわれています。私たちが普段食べている豆腐は、100gあたり約55kcal。このことから、豆腐干は豆腐から圧縮・脱水される過程で栄養が凝縮しているとわかります。

【低糖質】

これまで日本になじみのなかった豆腐干が注目されるようになった背景のひとつは、豆腐干が「低糖質」の食品であることが挙げられます。特に豆腐干絲は麺に似ており、パスタや中華麺の代わりに使用することで大幅に糖質を抑えることができます。糖質を抑えた「たんぱく麺」「グルテンフリー麺」に人気が集まる今の時代だからこそ、「糖質制限中も気兼ねなく食べられる麺類」として、豆腐干絲に興味関心が高まっているのかもしれません。

【高たんぱく】

豆腐干の原材料は豆腐ですので、高たんぱく食材です。豆腐に含まれる植物性たんぱく質は、動物性たんぱく質に比べて摂取カロリーを抑えられるのがメリット。動物性たんぱく質に比べ、脂質の摂取が抑えられる点も嬉しいポイントです。

【大豆イソフラボン】

豆腐干に含まれている大豆イソフラボンには、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンの分泌を促す働きがあります。エストロゲンの分泌を促すだけではなく、自身がエストロゲンと似た働きを持つことが研究結果でもわかっており、健康的な肌を目指したい方、更年期の症状が気になる方にもおすすめです。

【レシチン】

上記で紹介している大豆イソフラボンには、アルツハイマー型認知症の予防におすすめとされるレシチンも含まれています。レシチンは、他にも動脈硬化予防や脂質の代謝を活発にする働きが期待できるといわれています。

【サポニン】

豆腐干に含まれているサポニンは、糖尿病や生活習慣病を引き起こす可能性があるとされている悪玉コレステロールを減らす効果が期待できるとされている成分。脂質の吸収を抑え、血流を促進する作用もあるとされています。



うれしい栄養素がたっぷり凝縮されている豆腐干は、成長期のお子さまにも食べていただきたい食材。SNSやレシピサイトでは、さまざまなアレンジで調理されています。ぜひおうちごはんでも取り入れてみてくださいね。

参考

【品川美容外科】

【森永製菓】

【わかさ生活】

【文部科学省】

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