意外と知らない豆腐の世界

健康食や美容食として日本の食卓に欠かせない食材である豆腐。食の健康志向が高まる現代において、[TOFU]として世界的にも日常的なメニューに取り入れられていることをご存知ですか?特にアメリカは菜食主義者が多いこともあり、豆腐はチーズやお肉の代用食材としてさまざまな用途に活用されています。さらに、アメリカでは豆腐を生で食べる習慣がなく、調理することが前提。そのため、スーパーには硬さが異なるたくさんのTOFU商品が置いてあるそうです。そこで今回は、アメリカで売られているTOFUの種類と代表的な調理法をご紹介したいと思います。

[Silken Tofu]

絹豆腐にあたるものですが、日本の絹豆腐よりも硬めいです。日本では水分量が多く滑らかでつるんとした食感のため、冷奴や味噌汁の具材に使われることが多く見られますが、欧米では豆腐をヨーグルトの代わりにスムージーに入れたり、ティラミスやプリンを作ったりするそうです。

[Cotton Tofu]

木綿豆腐にあたるものです。固めてから一度崩して押し固めるため、中に隙間があり、味が染みやすいのが特徴です。日本では揚げ出し豆腐によく使われますが、アメリカでは豆腐ステーキや豆腐ナゲットにも使うそうです。

[Firm]

水切り豆腐のようなものです。アメリカでは水切りという作業を行わない、あるいは知らない人が多いため、フライパンで焼く調理をするときには欠けないようにFirmの豆腐を使う人が多いそうです。麻婆豆腐や、豆腐サラダにピッタリの硬さでしょう。ターメリックと炒めて卵に見立てる[Tofu scramble]を作る際にもよく用いられるそうです。さらに硬い[Extra Firm]や[Super Firm]もあるというのでびっくりです!

[Freeze Dried tofu]

こちらは高野豆腐のことです。日本では水で戻して出汁で煮ることが多いですが、アメリカでは水で戻したあと下味と衣をつけて揚げ、豆腐ナゲットにするのが一般的だそうです。他にも、フードプロセッサーですり潰して粉状にしてパン粉の代わりに使ったり、トマトソースにひき肉の代わりに入れたりもするそうです。型に囚われない面白い調理法ばかりですね!

参考:【THE RYUGAKU】

オフィシャルメンバー:小松 友子

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