疲労回復だけじゃない!ダイエットから病気予防まで期待できる梅の効能

疲れたときに梅を食べると元気がチャージされるのは、梅に疲労回復効果が期待できる栄養があるから。

でも実は、疲労だけでなくダイエットや病気の予防にもオススメとされる食材なんです。

このコラムでは、メリットいっぱいのパワーフード「梅」の魅力に迫ってみます。

梅は「クエン酸」だけではない!

梅といえばクエン酸。クエン酸は筋肉の疲れのもととなる成分である「乳酸」を分解する働きがあり、疲れの回復に効果が期待されるといわれています。ここまでは一般的な情報として知っている人も多いかと思われますが、梅にはもうひとつ疲労回復効果が期待される成分が含まれているんです。

もうひとつの疲労回復の成分「ビタミンE」

梅に含まれているもうひとつの疲労回復成分、それは、「ビタミンE」です。長時間の運動や作業をすると疲労物質である乳酸やアンモニアが増えてしまうのですが、ビタミンEはこれらの疲労物質に対して効果を発揮してくれるといわれています。ビタミンEの含有量が多いといわれるだけに、なんとりんごの約33倍ものビタミンEが含まれています。

梅干しでスラッとした健康ボディを目指す!

梅干しに含まれている「バニリン」と呼ばれる成分は、いわゆるバニラの香り成分。バニリンが酸っぱい梅干しに入っているのは意外ですよね。さらにバニリンは、含まれている食べ物があまりないため希少性もあります。このバリニンには、脂肪細胞を刺激する働きがあることがわかっているのです。脂肪細胞は刺激されると脂肪燃焼がされやすくなり、ダイエットにつながるといわれています。

また梅干しに含まれている「ムメフラール」という成分は、クエン酸と糖の結合により作られていて血流効果が期待できます。血流がよくなると、ダイエットの大敵であるむくみや冷えなどの改善につながります。

「糖尿病予防効果」と「胃がん予防効果」に関する特許を取得!

梅には、血糖値の上昇や肥満などの関連のある「α-グルコシダーゼ」の働きを阻害する成分が含まれていることがわかり、その研究結果から、「α-グルコシダーゼ阻害剤」として特許を取得しています。さらに胃がんなどの原因といわれている「ヘリコバクターピロリ菌」の運動能力を阻害したり、抑制したりする働きする成分も含まれており、こちらでも特許を取得しているのです。同じ食品でいくつも特許をとっているなんて、驚きですよね。

参考:

【紀州梅効能研究会(梅の効能)】

【紀州梅効能研究会(研究成果)】

【世田谷自然食品】

【オールアバウト】

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