豚肉を冷凍した時の消費期限は?パックのまま冷凍するのはアリ?

さまざまな料理に使える豚肉は、まとめ買いして冷凍保存しておくと、いつでも使えるおうちごはんに便利な食材。

冷凍で保存すれば、冷蔵よりも格段に長く保存できますが、それでも消費期限はあります。また、買ってきたパックのまま冷凍庫に入れてしまっては使い勝手も悪く、豚肉の品質も落としてしまいます。

このコラムでは、豚肉を冷凍した際の消費期限の目安と、正しい冷凍保存の仕方をお伝えします。



冷凍豚肉の消費期限

冷凍した豚肉の消費期限は、一般的には細切れや薄切り肉、ブロック肉、ステーキ肉などの場合は3〜4週間、ひき肉の場合は2週間が目安といわれます。

また、長く冷凍するほど肉の酸化や乾燥が進みやすくなることから、家庭用冷蔵庫を使った豚肉の冷凍保存は、半年や1年などの長期保存を目的とせず、なるべく早く使い切ることがおすすめされています。

豚肉の冷凍保存はパックから出してラップに包む

豚肉を冷凍保存する際、売り場に並んでいるときのパックのまま冷凍するのはNG。空気に触れると酸化や乾燥しやすくなるため、豚肉の冷凍保存では、できるだけ空気に触れさせず密閉できるように保存するのが大切です。

以下のようなポイントを押さえて冷凍すると、長くおいしく保存することができます。

・買ってきたらすぐに冷凍

・パックから出して小分けする

・ラップなどでぴったり包む

・フリーザーバッグなどに入れて空気を抜く

・冷蔵庫の急速冷凍ルームに入れるか金属製トレーや保冷剤を使って素早く凍らせる

また、下味をつけてから冷凍すると、少し保存期間を伸ばすこともできます。

例えば、休日に買い置きした場合。まとめて下味をつけて冷凍しておくと、平日の調理の手間も省けて一石二鳥です。

おいしく調理するための解凍方法

冷凍した豚肉を解凍する方法はいくつかありますが、おいしく新鮮さを保って解凍するには、できるだけドリップが出ないようにすることがコツ。なるべく低い温度で解凍し、半解凍の状態を目指してください。

前もって献立が決まっているなら、少し時間はかかりますが冷凍庫から冷蔵庫に移しておくのが最も簡単な方法です。

氷水や流水で解凍すると解凍時間は短くなりますが、氷水と流水で比べると、おいしさや鮮度優先なら氷水、解凍時間優先なら流水を選んでください。

もちろんレンジの解凍機能を使えばさらに早く解凍はできますが、ドリップが多く出たり生煮えになったりと、おいしさが損なわれやすいのであまりおすすめとはいえません。

また、常温で放置したりぬるま湯で解凍したりすると、食中毒のリスクが高まるため、これらの方法は避けましょう。

使い勝手のいい冷凍豚肉。おいしく安全に冷凍・解凍して、家計も時間も効率よく調理してくださいね。

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▼豚肉の西京焼き

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▼スペアリブBBQ風焼き野菜添え

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▼ジャージャー麺

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参考:

【SAIBOKU】

【ほほえみごはん】

【iwai公式サイト】

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