2024.11.17UP
瓶のフタが開かない!硬くなったフタの開け方
ジャムやハチミツなど瓶のフタを開けたい時、なかなか開けられなくてイライラしたこと誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。特に調理中は慌てていたり手が滑ったりと余計に開けにくくなることも。
このコラムでは、硬くて開かない瓶のフタの開け方をご紹介します。
開かない瓶のフタを開ける方法
そもそも瓶のフタは、なぜ開けにくくなるのでしょうか。その理由には、ビンを冷蔵庫に入れると冷やされ、フタが縮んできつくなるから。そしてジャムなど粘度が高いものが瓶の口元に付着し固まってしまうからです。ここでは開かなくなったフタを開ける方法をまとめてみました。
道具を使わずに開ける場合
まずは道具を使わず、手で開ける方法をお届けします。
<腕を伸ばして開ける>
瓶を利き手で持ち、反対の手でフタをしっかり握ります。ここでポイントなのは腕を伸ばすこと。そして腕全体の力で開けるイメージで肘を曲げ、瓶を身体に引き寄せます。
<瓶の方をひねって開ける>
フタではなく、瓶の方に向かってひねると比較的簡単に開けられます。通常はフタのほうをひねってしまいますよね。瓶はしっかり持ってください。
<瓶をたたいて開ける>
瓶を逆さまに置いて、底をたたきます。ビンに衝撃を与えて、瓶とフタとの間に空気を入れてあげると開きやすくなるようです。
道具を使って開ける場合
どうしても手で開かない場合は道具を使うのも有効です。
<デザートナイフやドライバーを使って開ける>
ナイフやドライバーなど先端が細いものを、瓶とフタの間に差し込み浮かせてください。こうすると瓶とフタの間に空気が入って簡単に開けられます。
<手袋をして開ける>
ゴム手袋を着用すれば手が滑るのを防げるので、開けやすくなります。
<輪ゴムをまいて開ける>
フタに輪ゴムを数本巻き付ける方法も、簡単にできるのでおすすめです。
それでも開かないときは?
手や道具で開かない場合に使える方法もまとめてみました。
<フタを温める>
瓶のフタを40〜50度くらいのお湯につけると、瓶の口元に固まっていた中身が柔らかくなってフタが開けやすくなります。中にお湯が入らないように注意しましょう。
<フタに穴をあける>
キリなどでフタに穴を開けて、瓶の中の空気を抜くとフタが開けられます。ただし、密閉でなくなってしまうので中身は他の容器に移してくださいね。
瓶のフタの開け方は、いろいろな方法がありますが、開かなくなるのを防ぐことも大切です。使い終わった後は、瓶の口元をふき取っておけばフタも硬くなりにくくなりますので日々のお手入れは忘れないようにしましょう。とはいえ、使う頻度が少ないものはどうしてもフタが硬くなりがちです。そんなときは今回ご紹介したフタを開ける方法を試してみてくださいね。
参考: