2019.11.11UP
春を先取るスイーツ「桜餅」が心と体に与えるパワーとは?
桃の節句やひな祭りなど、春行事が増えてくる3月のスイーツといえば「桜餅」。
和菓子屋さんはもちろん、コンビニやスーパーなど「桜餅」をキーワードにしたこの時季のお菓子は、不思議と心惹かれるものがありますよね。
実はこの桜餅、美味しく食べる以外にも身体にリラックス効果を与えてくれるんです。
小腹が空いた時のおやつに、
夜ご飯のデザートに、
おもてなしの一品に、
桃の節句やひな祭りなど春の行食事に、
春先になるとお家ご飯でも登場する回数が増える「桜餅」。この桜餅が持つ知られざるパワーについてまとめてみました。
桜餅は心と身体を健康に導いてくれる!?
桜餅といえば、あの独特な香りが気になりますよね。桜餅で使われている葉はオオシマザクラという桜の種類。この葉を塩漬けして発酵したものが桜餅に使われているそうです。
この、塩漬けして発酵した桜餅の葉には「クマリン」という成分が含まれていて、少し苦みのあるクセのある香りが特徴。この独特な香りが身体に良い効果を与えてくれるんです。その効果効能がこちら。
【桜餅の香りがもたらす効能】
- リラクゼーション効果
- むくみを改善
- 血行促進効果
- うつ状態の改善
- 二日酔いの防止
- 咳止めの効果
- 抗菌作用
春の訪れを感じさせてくれる桜餅の香りに、なぜか心が癒された、身体がラクになったと感じる…その裏側には、このような理由があった!というのも頷けますね。
また、お花見などお酒を飲む機会が増えるこの時季はアルコールを飲み過ぎて二日酔いになってしまった、という人も少なくはないはず。春の雰囲気に背中を押されて、ついお酒を飲み過ぎてしまった…という人は、口直しにぜひ桜餅を食べると二日酔いが緩和されるのでオススメです。
桜餅は2種類!美しい食べ方とは?
「桜餅」は厳密に言えば2種類に分かれます。皮を餡に巻いて桜の葉でくるんだ関東風の「長命寺」と餡をお餅で包んだものを桜の葉でくるんだ関西風の「道明寺」。どちらも1度は口にしたことがあるのではないでしょうか。
では、おもてなしの和菓子として桜餅が出された場合。美しく食べるにはどのような手順を踏めばよいのでしょうか。桜の葉を食べるパターンと食べないパターン、それぞれチェックしてみましょう。
①桜の葉を食べない場合
まず、桜の葉を桜餅から外します。左側から楊枝で一口分にカットして口元に運び、頂きましょう。残った葉はお皿の隅にまとめておくと◎です。
②桜の葉を食べる場合
桜餅についている葉を食べる時は、楊枝を使って食べるサイズに合わせて葉の上からプスプスと刺していきましょう。こうすることで桜餅がカットしやすくなります。一口分プスプスと刺せたら、楊枝でカットして頂きます。
春の定番スイーツ「桜餅」が持つパワー、いかがでしたでしょうか?
おもてなしスイーツにもピッタリな「桜餅」は口にするだけで幸せな気分にさせてくれます。満開の桜を眺めながら、ほんのりと甘い桜餅を今年もぜひ堪能してみてください。