ジャムの流行から保管方法まで!今すぐ使えるジャムの豆知識

日本では長野県が発祥とされているジャム。パンやヨーグルトとも相性が良いことから、おうちごはんに欠かせない食品ですが、最近ではさまざまなジャムの種類や楽しみ方があるのだとか。

今回のコラムでは、近年の流行をお届けするとともに知って得するジャムの雑学をお届け。日本の四季を活かしたこだわりの素材と製法でMade in Japanジャムを作るセゾンファクトリーより、プロモーションチームの菅原さんに今すぐ使えるジャムの豆知識を教えて頂きました。

時代とともに変化する食の好みに合わせてジャムの流行も二極化!

常に情報が発信される現代は、時代を代表する流行が次々に登場します。食の好みも健康志向や高級志向など細分化されつつある世の中ですが、ジャムにも世界的な流行があるのをご存知でしょうか。例えば、ハードタイプのパンがブームになった時は糖度の高いジャムが支持され、健康ブームになると低糖度のジャムが注目を浴びることに。一部ではりんごバターなど新感覚のペーストジャムや、コンフィチュールと呼ばれるお菓子職人が作るようなこだわりのジャムなども人気だそうです。

そして今日。「安くて手軽に食べられるジャム」と「こだわりのある高級路線ジャム」の二極化によるジャムの流行が、毎日の食卓を盛り上げているのです。

ジャムを開けたらいつまでに食べるべき?長持ちさせるポイント

ジャムは蓋を開けなければ1~2年間、糖度の低いものなら半年程度の保存がきく食品です。とはいえ、開けてしまったらなるべく早めに食べるに越したことはありません。1〜2週間で食べ切るのがベストと言われていますが、保存状態によっては味が落ちたりカビが出てしまうことも……!ここではジャムを長持ちさせるポイントをまとめてみました。

1.蓋を開けたら長時間開けっ放しにしない

意外と見過ごしてしまうのが蓋の開けっ放し。ジャムの蓋を開けたままにしておくと、カビの胞子をはじめ、中に何が入ってしまうかわかりません。蓋をテーブルに置く時も蓋の裏側が空気に触れないようにすること。ジャムを取ったらすぐに蓋をする!を意識してみましょう。

2.キレイなスプーンでジャムを取る

スプーンを使ってジャムを取る際、キレイなスプーンを使うこと。他の食べ物で使ったスプーンやペロッと舐めてしまったスプーン、一度パンに塗ったスプーンもNGです。

3.開栓後は10度以下の冷蔵庫で保管する

蓋を開けていない状態であれば直射日光・高温多湿を避けた常温保存で問題ないですが、暑さや寒さといった気温の変化と湿度に注意しましょう。開栓後は10度以下の冷蔵庫へ。ちなみに糖度が低いジャムは裏にある栄養成分表示の枠外に「開栓後に要冷蔵(10度以下)」と必ず表示されています。

ジャムの保存状態はジャムが入っているビン容器が重要です。運搬時に蓋にぶつかり跡などの傷がつくケースもありますので、ジャムを購入する際は傷のないキレイな蓋かどうかをチェックしてくださいね。また、蓋の中央が膨らんで盛り上がっている場合もガスが溜まって中身の状態が悪くなっている可能性があります。ジャムを購入する際に役立つ知識ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。

取材協力:

セゾンファクトリー https://www.saisonfactory.co.jp/

参照:

日本ジャム組合 http://www.jca-can.or.jp/~njkk/

ジャムの専門ページby PINTORU https://food-drink.pintoru.com/jam/

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