おからは美腸に役立つ

今巷ではおからがブームを迎えていますね。従来の生おからに加え、おからが乾燥し日持ちもする「おからパウダー」なども売られており、とても使い勝手が良くなりました。おからがこれほどまでに人気が出た理由とは?詳しくみていきましょう。

1.おからが腸内環境を整える

おからに含まれている食物繊維は腸内の善玉菌増やし腸内環境を整えます。逆に食物繊維が不足すると便秘になりやすく、腸内環境が悪くやりやすいと言われています。腸は美容や健康と大きく関わっている器官ですから腸内環境が悪くなることは体への影響が出やすいというわけですね。さらにおからは便の量を増し排泄を促します。おからには食物繊維が100gあたり11.5gほど。1日の食物繊維目標量である男性20g、女性18g以上摂りましょうと推奨されている量には少し不足します。

では、食物繊維をきちんと摂れば腸内環境を良好に保てるのでしょうか?

おすすめは「おからのちょい足し」です。おからの良いところは何にでもちょい足しできるところ。今回は「クリームチーズとおからのディップ」のクリームチーズにおからを加えています。全く違和感がないためお子様のおやつに最適ですし、おつまみにもピッタリ。そのほかヨーグルトに加えたり、ポテトサラダに加えるのもおすすめです。また、乾燥しているおからパウダーなら粉チーズのようにさっとサラダにかけても◎。から揚げの衣にしてカリッと揚げても美味しくいただけます。毎日ちょこちょこ食べたい方はごはんに混ぜて炊くのもOKです。目安として1合あたり大さじ1入れてみてくださいね。どっさりおからを食べるのは、なかなか抵抗がありますが、毎食少しずつ食べれば食物繊維も十分に摂れるのです。

クリームチーズとおからのディップ

クリームチーズとおからのディップ

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

2.おからは食べすぎ防止にもぴったり!

おからは水分を吸いやすいため、消化されている間に膨張することで満腹感が得らます。つい食べ過ぎてしまうという方は、ぜひおからを食事に取り入れてみましょう。間食を食べすぎてしまうという方は、おから入りのクッキーやドーナツなどを利用し、おからがしっかり含まれている商品を選んでみてくださいね。原材料の表示は入っている食材が多い順番に並んでいますのでチェックしておくといいでしょう。市販のホットケーキミックスがあれば、おからを混ぜて焼く「おから入りホットケーキ」も手軽に美味しく作れるおやつです。カップに入れて蒸せば蒸しパンになります。食べ過ぎを防ぐことでダイエット効果も期待できそうですね。

3.腸がキレイになるメリット

腸内環境が良くなると栄養素の吸収率が上がります。食べ物の栄養素が吸収されずに排泄されてしまうのは勿体ないですよね。栄養素を効果的に吸収すれば各器官に栄養素が運ばれ体の調子も上がるはずです。また、新陳代謝が促されお肌が潤い顔色が良くなることもあると言われています。新年度や新学期が始まりお仕事やお子様の学校行事などで疲れが出やすい時期でもあります。まずはおからで腸から元気になりましょう。

参考文献:

栄養の教科書(新星出版)

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