1970年代から本場フランスワインを筆頭に、さまざまな形で沸き起こっているワインブーム。
低価格で気軽に飲めるハウスワインから生産者のこだわりが詰まった国産ワインまで、多くの人が関心を寄せ、第7次ブームと言われるまでに成長しました。
今日では日本の食卓に並ぶ身近なお家ドリンクとして愛飲されているワインですが、その背景には「健康」「美容」というキーワードもまた拍車をかけている要因のひとつ。
今回は、老化を防ぐ効果が期待できるとされている美容成分「ポリフェノール」を豊富に含んだ赤ワインをクローズアップしたいと思います。食べて飲んで、キレイになれる赤ワインと抜群に合うマリアージュとは…?
老化防止効果がある!?赤ワインが優秀な理由とは?
赤ワインといえば「ポリフェノール」。身体の酸化を防いでくれる抗酸化作用があることで、テレビや雑誌でもよく取り上げられていますよね。でも、よく調べてみると、野菜やフルーツ、ナッツ、お茶、大豆、蕎麦、カカオ、ココアなど、ポリフェノールは多くの食材に含まれており、その種類はなんと約4,000種以上!数千とあるポリフェノールの種類によって、効果効能がそれぞれ異なると言われています。
【ココがスゴイ!赤ワインに含まれるポリフェノールの力】
- 他の食材に含まれているポリフェノールより、身体への吸収率が良い
- ポリフェノールの渋みが赤ワインにマッチする
- アントシアニンやカテキン、タンニンなどポリフェノールの種類が多い
- 肌代謝を上げて、シミやシワなどの肌トラブルを改善
- 健康や美容だけでなく、発がんやアルツハイマーを予防する効果もある
ポリフェノールの含有率を意識するなら、苦み・渋みのあるフルボディータイプがおすすめ。かの有名な世界3大美女・クレオパトラも飲んでいた赤ワインで体内からキレイを目指してみてはいかがでしょうか。
赤ワインとチーズのマリアージュで相乗効果!
せっかくお家で赤ワインを楽しむのなら、ちょっとしたおつまみが欲しくなるもの。そこでぜひ試してもらいたいのがチーズとの組み合わせ。中でも、赤ワインに含まれるレスベラトロールという成分と相乗効果を出してくれるのが、独特な風味を持つ青カビタイプのブルーチーズ。基本的には同じ原産地のものを合わせるのが良いとされていますが、塩味の強いブルーチーズなら、酸味のあるワインでまろやかな味わいに、コクのある重めの赤ワインで奥行きのある味わいを楽しめます。
このブルーチーズにも、赤ワインと同様に健康に良いとされる栄養素がとにかく豊富。良質なたんぱく質をはじめ、ビタミン、カルシウムなど身体に必要な栄養が含まれています。腸内環境の改善や免疫力アップ、ガン予防、抗酸化作用、コレステロール低下など、さまざまな身体へのプラス効果が期待できるので、ぜひ赤ワインと食べ合わせてみてください♪
1度食べたらハマってしまう人も多い、赤ワインとチーズのゴールデンコンビですが、食べ過ぎ・飲み過ぎには要注意!過剰摂取は頭痛や吐き気などに繋がる可能性があるほか、老化を促進させてしまう危険性もあります。赤ワインなら1日2杯、ブルーチーズなら30グラムを目安に、適量を心掛けてアンチエイジング効果を狙ってみましょう。赤ワインとブルーチーズで楽しむマリアージュで身体の中からキレイを目指してみてはいかがでしょうか。