咀嚼が生み出す美容効果

皆さまは食事をするとき、どれくらいの時間をかけていますか?もし5分や10分で終わってしまう方がいましたら咀嚼が足りていないかもしれません。

最近では咀嚼をあまり必要としない食べ物も増えつつありますが、咀嚼するだけで美しさが保つことができたらどうでしょう。

噛む習慣をつけておいた方がお得ではありませんか?それでは咀嚼をするとどんな嬉しいことが起こるのかチェックしていきましょう。

1.顔がすっきり!

咀嚼をすると顔の筋肉やフェイスライン周辺の筋肉を使うため、目の周りのむくみが取れたり、フェイスラインがシャープになると言われています。個人差はありますが、血行が改善されて顔色が良くなられる方もいます。

年齢とともにお肌のたるみは目立ってくるものです。たるみの影響はフェイスラインにも出やすいですから日々ケアが大切と頭では理解していても現実は難しいですよね。

私は数年前から食事の際に咀嚼に意識するようになりました。あるとき雑穀入りのごはんを1口に50~100回ほど噛んで食べていました。すると頰の辺りが痛くなり、噛むのが辛いほどの筋肉痛になったのです。これには驚きましたが、その後も食事の際は咀嚼を意識してすることで、顔周りがすっきりし肌の艶も良くなるという嬉しい結果が得られたのです。毎日フェイスラインのケアは難しくても咀嚼だったらできそうですよね。

2.唾液の力

咀嚼して食べると唾液の分泌が盛んになります。唾液は消化酵素を持ち、主に炭水化物であるごはんやパンなどの消化をスムーズに行います。消化を促す食べ方としてはしっかり噛み唾液と食べ物を混ぜ合わせることが一番のポイント。口からの消化がスムーズになることで胃腸の負担も軽減できますから、胃もたれなど不調を感じている方にもおすすめです。ちなみに食事中にたくさん水分を飲まれる方は、食べ物を噛まずに飲み物で流し込んでいる可能性があります。食事中の咀嚼が増えると唾液の分泌が良くなるため飲み込みもスムーズになり必要以上に水分を摂らなくなります。理想の食事時間は1食およそ20分です。1食あたり5分や10分で食べ終わってしまう場合には食べ方を見直してみましょう。
その他唾液には殺菌作用があり細菌が入るのを防いでくれます。健康維持にも役立ちますね。

3.噛める食事をする

咀嚼をするためには噛める食べ物を取り入れる方法が一番です。パンよりごはん、ハンバーグよりステーキなどの1枚肉の方が咀嚼を促します。今回のレシピでは冷凍こんにゃくを使ったメニューを取り入れています。こんにゃくを冷凍するとスポンジのようになり弾力が増し咀嚼自然と促すことができるのです。おすすめは冷凍したこんにゃくをお味噌汁に入れる方法です。玉こんにゃくを使えば切らずにそのまま入れてお味噌汁を作ることができ、時短にもつながりますよ。

いかがでしたでしょうか。
日ごろ咀嚼をしているかをチェックするためにも、食事にどれくらいの時間をかけて食べているのか確認してみてくださいね。そして先々の美容のためにも、ぜひ咀嚼を意識した食事を心がけてみましょう。

冷凍こんにゃくを使ったレシピはこちら

・冷凍こんにゃくとサーモンのマリネ

冷凍こんにゃくとサーモンのマリネ

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

参考文献

「栄養学の基本」マイナビ出版

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