ダイエットで人気!5月29日の主役こんにゃくの栄養とパワー

低カロリーで満腹感が出るダイエット食として大人気のこんにゃく。実は5月29日が「こんにゃくの日」とされているのをご存知でしょうか?春から夏へと向かうタイミングは本格的な薄着シーズン!ダイエットを意識している方、この機会にこんにゃくパワーを見直してみましょう。

なぜ5月29日がこんにゃくの記念日?
こんにゃくの日が名付けられたその由来は、ずばり「こ(5)んに(2)ゃく(9)」のゴロ合わせ。さらに原料となるこんにゃくの種芋の植え付けが5月に行われることから、全国こんにゃく協同組合連合会と一般財団法人・日本こんにゃく協会により1989年に認定されたそうです。ゴロ合わせの良さと実際の農作業がピッタリ一致したというわけですね。

こんにゃくは本当にダイエットや健康に良いの?
ムチっとした食べ応えのある食感で、もともとの味が薄いことから、さまざまな料理と合わせられるこんにゃく。ダイエットや健康に良いイメージを持たれがちですが、カロリーが低いだけで他の栄養素が薄いのでは?と思う方も多いのではないでしょうか。改めてこんにゃくパワーをチェックしてみたいと思います。

■肥満対策にピッタリ!
こんにゃくのカロリーは100gあたり約5kcal。資質0g、糖質0.1gほど。それに対して食物繊維は2.2gとしっかり入っているのが特徴です。さらにムチムチとしたこんにゃくの食感は、噛む回数が自然と多くなる食材。よく噛んで食べると脳の視床下部にある満腹中枢がほどよく刺激されて、食べ過ぎを防いでくれるといわれています。早食いがクセになっている方は、ぜひ取り入れてみてくださいね。

■便秘解消しておなかスッキリ!
こんにゃくに含まれている食物繊維のグルコマンナンは人の消化酵素で消化されない不溶性食物繊維(2.2gのうち、2.1gが不溶性食物繊維)のため、整腸作用や便秘解消の効果が期待できるとされています。便秘になる多くの原因は、運動不足や不規則な食事、ストレスによって起こる大腸機能の低下。しっかり大腸を刺激してくれるこんにゃくは、腸内環境を整えてくれる強い味方です。

■カルシウム不足の解消!
豊富な食物繊維で知られているこんにゃくですが、板こんにゃく1枚で牛乳コップ半分のカルシウムが補給できることから、カルシウム不足の解消にもおすすめ。とくに日本人はカルシウムが不足しやすいといわれており、30代男性で1日186mg、女性で143mg足りないとされています。板こんにゃく1枚(250g)なら108mg、しらたき(200g袋)なら150mg摂取できることに加えて、こんにゃくのカルシウムは胃酸に溶けて吸収されやすいタイプ。カロリーは控えたいけどカルシウムはしっかり取りたい方におすすめです。

「こんにゃく米」「こんにゃく麺」「氷こんにゃく」など近年では、そのバリエーションも豊富に登場しているこんにゃく。インスタグラムでもレシピだけで1,000件以上投稿されている身近な食材です。5月29日となる「こんにゃくの日」は、ぜひこんにゃくを意識して料理に取り入れてみてください。

参考:
【日本こんにゃく協会】
【株式会社関越物産公式サイト】

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