2019.11.11UP
年齢や生活リズムに合わせて選びたい、正しい「お弁当箱」
色鮮やかな総菜たちが1つの箱によせ集まるお弁当は、まさに作った人の想いがギュッと詰まったおもてなし。でも、最近では美容や健康に関心を持つ人たちからも注目を集め、ヘルシー志向を代表する食の在り方として発信されているんです。
とはいえ、「このお弁当が身体に良い!」と一概に言えないのもまた現実。年齢や性別の違い、生活リズムや日々の行動によって、お弁当の内容も変えなくてはなりません。そこで改めて見直したいのが「お弁当箱」。近年では素材やデザインにこだわったものから機能性を重視したものまで、バラエティに富んだお弁当箱が登場していますが、まずは基本に戻ってみてはいかがでしょうか。
今回のコラムでは「家族」を基準に、生活スタイルに合わせたお弁当箱のサイズをチェック!個人差はありますが、一つの目安にしてみてください♪(※日本人の平均身長を目安にした基準サイズです。)
■一家の大黒柱、お父さんのお弁当箱は?
・肉体労働しているなら900ml〜1000mlが目安
・ 事務作業など、座り仕事が多いなら800~900mlが目安
■ 仕事をしているお母さんのお弁当箱は?
・肉体労働しているなら700ml前後が目安
・事務作業など座り仕事が多いなら600mlが目安
■ 幼稚園や保育園に通う子どものお弁当箱は?
・身長85〜110センチなら400mlが目安
■ 小学生の子どもたちのお弁当箱は?
・ 身長130センチ以下なら500mlが目安
・ 身長130〜150センチくらいなら600mlが目安
■ 元気いっぱい!食べ盛りな10代のお弁当箱は?
・ 平均身長(158センチくらい)の女子なら700mlが目安
・ 平均身長(170センチくらい)の男子なら900mlが目安
(参考:独立行政法人国立健康・栄養研究所)
運動量が多い、身長が平均よりも高いという人はプラス100mlを目安にするとバランスが取れます。ただし、ダイエットしたいからとお弁当箱サイズを極端に小さくするのはNG!食事量を制限するダイエットは空腹で仕事にも集中できず、精神的にもよくありません。お弁当箱の容量はそのままキープして、お弁当に入れるおかずで工夫をすると、お腹を満たしながら摂取カロリーをコントロールすることができます。
お弁当箱のデザインがカワイイ、たくさん量を食べたいと思う前に、まずは普段の生活スタイルを見直し、お弁当箱サイズをチェックした上でお好みのお弁当箱を探してみてはいかがでしょうか♪