2020.7.28UP
家族の元気に!おうちごはんで免疫力を高めるには?食事で摂りたい栄養素まとめ
家族の健康を考えながら、毎日の献立を決めていくのは何かと大変。でも、世間を騒がせている新型コロナウイルスの予防をはじめ、熱中症や食中毒などで体調を崩しやすくなる今の時期だからこそ、免疫力を高めてくれるおうちごはんを作りたいものですよね。病気に負けない体づくりにもつながる免疫力UPが期待できる栄養素をまとめてお届けします。
意外に摂取が難しい?「ビタミン群」
ビタミンはエネルギーの源となる三大栄養素(糖質・脂質・たんぱく)の代謝に重要な働きをしている栄養素。水溶性と脂溶性の2種類が存在しますが、水溶性ビタミンは体内に貯蔵できないため、意識して摂取しないと欠乏してしまうことも。
【水溶性ビタミン】
・ビタミンB群
・ビタミンC
糖質の代謝に欠かせないビタミンB群には、妊婦さんにオススメされる葉酸や髪に良いとされるビオチンも該当します。抗酸化の効果が注目を集めているビタミンCは、果物や野菜に多く含まれている栄養素。ビタミンCが欠乏すると、傷の治りが遅くなったり貧血の原因にもなります。
【脂溶性ビタミン】
・ビタミンA
・ビタミンD
・ビタミンE
・ビタミンK
レバーやうなぎなどに含まれているビタミンAは目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、細菌への抵抗力をつけてくれる栄養素。マグロやイワシなどに含まれているビタミンDは、不足すると骨粗鬆症の原因にもなります。ごま油や大豆などに含まれているビタミンEは血液循環を促し、細胞の老化予防に◎。卵や納豆に含まれているビタミンKも骨粗鬆症の予防に効果が期待されています。
身近な栄養素として知られているビタミン群ですが「貯蔵できない」などの理由から、必要量を毎日食事で摂るのが意外に大変。日によってサプリメントで補助するなど工夫してみてくださいね。そんなビタミン群が含まれているレシピを毎日グリルからチェック!
まぐろのばくだん
火を使わず簡単にできるネバネバ食材&まぐろの健康レシピ。ごはんのお供にピッタリ。
うどのサラダ
ビタミンC豊富なキウイをフルーツでなくサラダ仕立てに。ビタミンEが含まれるオリーブオイルと一緒に。
病気や老化の予防に!「抗酸化系栄養素」
免疫機能の向上を目指すためには、病気や老化に対抗してくれる働きを持つ抗酸化作用のある栄養素を摂取することが大事。抗酸化作用のある代表的な栄養素には、前述で記したビタミンAやビタミンC、ビタミンEも該当します。
【抗酸化系栄養素例】
・カテキン
・亜鉛
・銅
緑茶に含まれているカテキンは抗酸化作用だけでなく殺菌作用も期待できます。その他にも、干しエビや牛レバーに含まれている銅は免疫細胞のエネルギー代謝に欠かせない栄養素。牡蠣やからすみに含まれている亜鉛も、不足すると肌荒れや免疫不全の原因になります。栄養満点、抗酸化作用で免疫機能の向上を目指すレシピを毎日グリル部よりチェック!
牡蠣とほうれん草のクリーム煮
ビタミンAが入っているほうれん草と亜鉛が豊富な牡蠣に牛乳とチーズで作るやさしい味わい。
我が家のレバーパテ
レバーが得意でない方にもオススメ。パンにつけて美味しく栄養を摂りいれられます。栄養バランスの良い食事は大切ですが、ごはんを作ることが負担やストレスになるのは反対に免疫力を下げてしまう可能性があるので本末転倒。献立につまづいたら、毎日グリル部のレシピをはじめ、クックパッドなどの料理アプリに頼ってみてくださいね。