子どもとの距離を縮める、かわいくて楽しいフォトジェニックなお弁当

食べ盛りの子どもにお弁当をつくっても、好き嫌いで食べたり食べてくれなかったり。どうしたら食べてくれるのかとお弁当にまつわるお悩みはよく聞く話です。そんなときに登場した救世主が「デコ弁」「キャラ弁」の存在!子どもも大人もワクワクしてしまう愛らしいお弁当たちはテレビや雑誌、ネットで大ブームを巻き起こし、次々と進化形デコ弁・キャラ弁が話題になっていますよね。クオリティを追求したハイレベルなお弁当も魅力的ですが、子どもとのコミュニケーションツールとして「デコ弁」や「キャラ弁」の在り方をお届けします。

つくる人の自己満足になってはダメ

苦手なものを食べてくれた、お弁当を残さないようになったなど、メリットも多いデコ弁やキャラ弁。でも、一歩間違えるとつくる人の自己満足で終わってしまうことも忘れてはいけません。

・ お弁当をつくることに没頭してそこに時間を費やしてしまう
・ こだわり過ぎてお弁当の栄養面をムシしてしまう

心当たりがある人はちょっと一呼吸。誰もが「スゴイ」と絶賛するお弁当もステキですが、もう少し子どもに寄り添ってみると思いがけないことが発見できるかもしれません。「じゃぁ、どうすればいいの?」と思ったら、まずは子どもと一緒にお弁当をつくってみてください。包丁を使わなくても家にあるモノや100円均一で購入できるアイテムで十分、可愛くて楽しいフォトジェニックなお弁当ができます。

初心者にオススメ!ハサミ1つで作れるお弁当

初めて子どもに料理をさせるなら、やっぱり包丁や火を使う調理は避けたいものです。そんなときに活躍してくれるのが「調理用ハサミ」。工作をしているような感覚で子どもと楽しくつくれる「おにぎりパンダ」のつくりかたをご紹介します。

《おにぎりパンダの作り方》

材料:炊ご飯、海苔、塩、お好きな具材(シャケや梅、おかか、明太子など)

道具:調理ハサミ、ボウル(耐熱皿などでもOK)

① 炊いたご飯を耐熱皿やボウルなどに入れて冷まします。

② 水と塩をつけた手のひらで丸いおにぎりをつくり、好きな具材を中に入れます。

③ 具入りおにぎりができたら、調理ハサミを使ってパンダの目や耳、鼻、口、手、足などのパーツを切り抜いていきます。

④ カットした海苔パーツをおむすびに貼り付けて完成!

広いテーブルで座りながらつくれてしまう「おにぎりパンダ」なら、子どもと同じ目線で会話を楽しめるので、親子のコミュニケーションにもなります。また、目で見て、手を動かして頭で考えるから子どもの感性を育てるという点でもオススメ。子どもとの距離をグッと縮めてくれるフォトジェニックなお弁当で親子の絆を深めてみてはいかがでしょうか。

タグ

    オススメコラム・特集

    このコラムに関連するコラム