2020.12.18UP
簡単おいしい☆クリスマスパーティー手料理!【毎日グリル部オンライン料理教室】
大切な家族や友人と安心して過ごせるホームパーティーに関心が高まりつつある2020年のクリスマス。毎日グリル部オンライン料理教室では「みんなでつくる♪クリスマスパーティー」をテーマに、料理研究家の寺田真二郎さんから、おいしく簡単にできる手作り料理をご紹介いただきました。2回目となる今回のレシピは、クリスマスにぴったりな「魚介のトマトチーズリゾット」と「白菜とりんごのシーザー風サラダ」をご用意!Zoom(ズーム)を使って開催されたオンライン料理教室の様子をお届けします。
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大好評だった前回に続き、今回も全国からたくさんの参加応募をいただいた毎日グリル部オンライン料理教室。事務局を担当する池田さんが寺田真二郎先生を紹介すると「家からクリスマスグッズを持ってきたので飾ってみました!どうですか?」と爽やかな笑顔で自宅から持ってきたミニツリーや雪だるまのオブジェを画面越しに見せてくれました。
「今日はZoomを使って、マルチグリルで簡単に作れるパーティー料理とサラダを作りたいと思います。マルチグリルがない場合は、お鍋で作ってみてくださいね!」一方通行のオンライン料理教室ではなく、リアルタイムでもらった質問や感想を交えながら料理を作っていきたいという寺田真二郎先生。参加されている方がコメントしやすいよう、なんとオリジナルの企画を用意してくれるというサプライズも・・・!
その企画とは、ズバリ「寺田真二郎先生の年齢を当てる」というクイズ。「僕は一体、何歳でしょう?」と質問するやいなや「32歳!」「28歳かなぁ」と次々に投稿されるコメントを見て「リアルな数字も出ましたね!」と笑いながらトークを続けていきます。「これ、僕がうれしいだけの企画ですね(笑)こんな感じで皆さんとおしゃべり感覚でやりとりができるので気軽に質問してくださいね。皆さん、準備はできましたか?それではクリスマスカラーのリゾットから作っていきたいと思います!」
実は、このオンライン料理教室の開催が決まったとき、どの料理を作ってほしいか事前にインスタグラムからアンケートを取っていたという寺田真二郎先生。いつも見てくださっている方はもちろん、初めて参加してくれた人にも楽しんでほしい、そんな毎日グリル部の想いを汲み取ってくれた粋な心遣いからスタートしました。
料理が始まると、さっそくキャセロールの出番。寺田真二郎先生が選んだのは深型タイプですが、ご自宅にない場合は手持ちのお鍋でも代用できます。洗って水気を切ったお米1合と大さじ1のオリーブオイルを深型キャセロールに入れて絡めたら、みじん切りにした玉ねぎ1/3を加えていきます。そこに、すりおろしニンニク大さじ1/2、カットトマト水煮缶の半分、水300ml、顆粒コンソメ大さじ1を入れたら第一段階完了!深型キャセロールを煮る・焼く・蒸す、なんでもできるマルチグリルに入れ、調理モード「煮る」で20分間加熱していきます。
「魚介は煮すぎると味が落ちてしまうので『後入れ』するのがポイント。解凍したシーフードミックスなら、えび・いか・あさりが僕のおすすめですね。今回は塩タラも使うので、けっこうボリュームもあります。お米1合でも2〜3人分の量が作れますよ。」
リゾットを美味しく仕上げるコツは、魚介の後入れだと教えてくれた寺田真二郎先生。身がしっかりして臭みが少ない塩タラは、表面を軽く洗ってからカット、塩タラでない場合は、軽く塩を振ってからカットしてあげれば大丈夫ですというアドバイスに、参加者の皆さんも思わず画面越しでうなずいていたのではないでしょうか。白身魚のタラはリゾットと相性が良く、スーパーで手軽に買えるのも嬉しいですよね。カットした塩タラとシーフードミックスを合わせ、塩・コショウで味を整えたら白ワインを大さじ2加えて魚介の準備はOKです。
魚介の下ごしらえが終わり、マルチグリルでリゾットを加熱している時間も有効に使うのが寺田真二郎先生の料理。白菜と水菜、ベーコン、りんご、卵を合わせて作る、クリスマスにもぴったりの彩り華やかなシーザーサラダを作っていくことに。
サラダ作りのスタートは、いり卵から。耐熱ボールに卵を割り、料理酒小さじ1、塩少々を入れて混ぜます。寺田真二郎先生いわく、お酒を加えることで卵がしっとりするそうですよ。フライパンだと焦げたりパサパサしがちないり卵も、600wの電子レンジで1分10秒加熱するだけで、おいしく簡単にできるのだとか。ここで寺田真二郎先生、なんと1分10秒を11分に設定するというプチハプニング・・・!途中で気づき、あわてて電子レンジから卵を取り出す姿に、思わずキュンとされた参加者も多かったことでしょう。「ちょっと加熱しすぎてしまいましたが、トッピングすると華やかになるんです(笑)」こんなお茶目な寺田真二郎先生を見られるのも、Zoomを使ったリアルタイムのオンラインだからこそですよね。
続いての作業は、白菜と水菜のカット。クリスマスツリーの葉をイメージさせる水菜は、まさに今回のサラダにピッタリ。白菜も芯を食べやすいサイズにカットして、葉の部分は手でちぎり、冷水または氷水のボールに浸けていきます。そしてここでも寺田真二郎先生から豆知識が登場「これ、オレンジ色の白菜なんです。見た目も華やかになるし、普通の白菜より甘みが強くてサラダにおすすめ。4人分くらいあるので、量が多いと思ったら半分にしてくださいね!」内側の葉が橙黄色のオレンジ白菜は、生でもおいしく食べられます。スーパーで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
Zoomで参加者と繋がっているということで、料理以外の質問やコメントに答えてもらえる機会があるのもオンライン料理教室の醍醐味。サラダに入れるりんごを1㎝角に切りながら「クリスマスは、仕事で石川県にいます(笑)」とクリスマスの過ごし方について答えてくれたり、「僕の服もクリスマスカラーです」と小さなネタを拾ってくれる場面も。ちなみに寺田真二郎先生がいつも使うお気に入りのりんごは、長野県産のもの。りんごの芯部分を縦にまっすぐ落とす切り方など、すぐに使える雑学も一緒に教えてくれました。寺田真二郎先生のインスタグラムには、りんごを使ったメニューがいろいろと紹介されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
オンライン料理教室も後半になると、いよいよ仕上げの段階に。20分間マルチグリルで加熱していた深型キャセロールを取り出しフタを開けると、おいしそうなリゾットとご対面。ここに先ほど準備していたシーフードミックスと塩タラ、そして白ワイン大さじ2を入れて、
ピザ用チーズで雪っぽさを演出していきます。再びマルチグリルの調理モード「煮る」で10分加熱。星型にカットしたパプリカをのせたり、黒コショウやバジルをトッピングして、魚介のトマトチーズリゾットが完成です。
そしてサラダ作りもラストスパート。フライパンでスライスベーコン3枚を焼いて、カリカリになったベーコンを小さくカットしていきます。ちなみに寺田真二郎先生は、焼いてからベーコンを切る派だそうですよ♪
続いて冷水に浸していた水菜と白菜を水切りするとき、ここでもワンポイントレッスンです。「水切りがないときは、ザルにのせた野菜をボールでフタしながらシェイクすると簡単に水切りできるんです」この方法、とても簡単に水切りできますので水切りがうまくできなくて水っぽさが残ると悩まれている方は、ぜひトライしてみてください。味付けとなるサラダドレッシングは、マヨネーズ、粉チーズ、米酢、すりおろしにんにくを混ぜるだけ。水切りした白菜&水菜、1㎝角に切ったりんご、カリカリに焼いたベーコンを混ぜ合わせれば出来上りです。
※今回のレシピ
【魚介のトマトチーズリゾット】
マルチグリルを使うと簡単に出来るリゾットです!
今回は、クリスマスカラーを意識したトマトとバジルに
雪をイメージしたチーズ、星にくり抜いたパプリカと
魚介のトマトリゾットをクリスマスバージョンにアレンジしました!
ご飯に魚介の旨味が吸い込んで、とっても美味しいリゾットになりますよ。
◆材料(2~3人分)
米 1合(洗って水気をきる)
玉ねぎみじん切り 1/3個分
にんにくすりおろし 大さじ1/2
トマト水煮缶(カット) 200g
塩たら(甘口) 1きれ
シーフードミックス(えび、いか、あさり)200g
オリーブ油 大さじ1
水 300ml
コンソメ(顆粒) 大さじ1
白ワイン 大さじ2
塩、黒こしょう 少々
ピザ用チーズ 100g
バジル、パプリカ(黄) 各適量
【白菜とりんごのシーザーサラダ】
旬の白菜は、甘くてみずみずしいので、サラダにして生で食べるのもとってもオススメです。
今回は、ベーコン、りんご、卵を合わせて彩りが華やかなシーザーサラダに仕上げます。
マヨネーズと粉チーズを使って作るシーザーソースもオススメです。
■材料(2~3人分)
白菜 1/8個
水菜 2わ
りんご 1/2個
スライスベーコン 3枚
塩、黒こしょう 適量
卵 1個
料理酒 小さじ1
塩 少々
(A)
マヨネーズ 大さじ3
粉チーズ 大さじ2
酢(米酢) 小さじ2
にんにくすりおろし 小さじ1/2
積み上げるようにして盛り付けすると、まるでクリスマスツリー!角切りりんごや星形パプリカがオーナメントのようです。「お酢の代わりに白ワインビネガーは?」という参加者からの質問に「いいですね!僕も使ってみたくなりました」とオンライン上でアイデアを共有するなど、楽しみながら盛り付けができました。
クリスマスグッズと一緒に並べた魚介のトマトチーズリゾットと白菜とりんごのシーザーサラダのツーショットがこちら。「クリスマスカラーでお料理がすごく素敵」「お皿かわいい!」「見ているだけでも楽しかったです」など、Zoomに寄せられたコメントを見て寺田真二郎先生も大満足。
「僕と料理のカットも必要ですかね?」と言いながら、キャセロールを手に持ち「完成しました〜!」とスマイル全開でサービスショットも作ってくれました。
撮影タイムが終わると、毎日グリル部の池田さんが再び登場し、マルチグリルの楽しみ方や公式インスタグラム、そしてLINEの公式アカウントを紹介。ラインアカウントは、トーク画面に「トマト」「じゃがいも」などキーワードを入れて送信するだけで該当するレシピが検索できるので、献立に困ったときの味方にもなってくれます。
毎日グリル部では、料理やアイデアレシピ、時短料理が大好きな方が集まり、レシピを共有の活動を行なっています。お料理が大好き!という方は、ぜひ入部登録フォームよりご応募くださいね。次回のオンライン料理教室の情報はもちろん、イベント情報やモニター企画など、2021年に向けて盛り上げていきたいと思います。
最後に、オンライン料理教室にご応募・ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!