2019.11.13UP
お酒がやめられない人に試したい!休肝日ごはんとは?
家族のために毎日栄養のある料理をつくっているものの、お酒好きな夫を持つ妻としては健康面が心配になりますよね。ですが、1年の締めくくりとなる12月は忘年会や同窓会、得意先の挨拶まわりなど、いつもに増して飲酒の機会が増えます。
とはいえ、「お酒を飲まないで!」と伝えたところで簡単にやめられるものでもありません。今回のコラムでは肝臓に負担が掛かりやすいこの時期、お酒がやめられない人に試していただきたい「休肝日ごはん」をまとめてお届けします。
「休肝日」の目的とは?
アルコールの飲み過ぎを防ぐために登場した「休肝日」ですが、お酒を飲まない休肝日さえあればたくさん飲んでよいというわけではありません。休肝日本来の目的はアルコールの摂取総量をコントロールすること。実際、多量に飲酒をすれば休肝日の有無関係なく死亡リスクが高いことはさまざまな調査から分かっています。
個人差があるため明確な断言はできませんが、目安としては1日平均2合以上の飲酒は狭心症や心筋梗塞、脳卒中などのリスクがあると言われていますので、健康を考えるなら1日2合程度(缶ビール2杯分程度)に抑えるのがベスト。1日に飲む摂取量が多い人は休肝日を設定することで全体の飲酒量を調整していく努力と心掛けが大切なのです。
実践している人も多い!おすすめ休肝日ごはん
休肝日をつくろうと考えても出てくるご飯がお酒と相性の良いメニューであれば、お酒好きとしてはビールや日本酒、ワインなどを欲してしまいます。ここでは実際に人気が高い休肝日ごはんメニューをまとめてみました。
〈カレーライス〉
「お酒が進まない」と人気が高くて評判が良い休肝日メニューといえばカレーライス。ビールや日本酒はもちろん、ワインとも食べ合わせが合わないため、多くの人が実践しているようです。お腹もしっかり満たされるので夜メニューにも。
※おうちごはんラボのレシピもチェック!
本格バターチキンカレー
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
〈そうめん〉
薄味であっさり食べることができるそうめんも休肝日におすすめとされるメニュー。野菜をたっぷり入れてボリュームを出してあげると食べ応えがアップします。
※おうちごはんラボのレシピもチェック!
茄子と豚肉の具沢山なそうめんつゆ
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
〈ナシゴレン〉
東南アジア系のメニューはナシゴレンやガパオライス、フォーなどワンプレートものが多いのが特徴です。長飯にならずサクッと食べ終われる印象が強いのでお酒をガッツリ飲むのを避けたい時にオススメです。
※おうちごはんラボのレシピもチェック!
ナシゴレン
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
〈オムレツ〉
洋食の定番メニューとなるオムレツもお酒とはそこまで合わない食事。オムレツの具材に牡蠣を加えると、牡蠣に含まれているタウリンが肝臓の働きを助けてくれるのでオススメです。
※おうちごはんラボのレシピもチェック!
チーズケーキオムレツ
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
〈ほうとう〉
野菜がたっぷり入ったボリューム満点のほうとうも休肝日メニューにおすすめのレシピ。食べ応えがあるので食べ終えた後の満足感もバッチリです。
※おうちごはんラボのレシピもチェック!
かぼちゃのほうとう
<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>
休肝日ごはんのポイントはお酒と合わない食事です。枝豆などのおつまみ系や揚げ物、焼き物など、いわゆる「居酒屋メニュー」にありそうなものはNG。チーズや生ハム、パスタ、ピザなどスペイン、イタリア系の食事もワインと相性が良いので避けた方が無難です。基本的に味の濃いものはお酒が飲みたくなりますので、あっさりした薄味を意識してみると◎。年末のお酒量を上手にコントロールして新年を迎えてくださいね。
参照:NIKKEI STYLE https://style.nikkei.com/
国立研究開発法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センターhttps://epi.ncc.go.jp/index.html