ビールのお供に、お弁当のおかずに、とんかつや唐揚げは大人にも子供にも大人気の１品ですよね。しかし、揚げ物は、油の処理や油はねの掃除など後片付けが大変で、作るのは面倒だと敬遠している方や、 健康のため控えたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そんな方にオススメなのが、マルチグリルのノンフライ機能です。

赤外線と空気で “揚げる”からヘルシー

揚げ物は、熱した油で食品の表面を高温にし、こんがりカリッと仕上げる調理法です。一方、マルチグリルのノンフライは 油の代わりに、プレートパンから伝わる熱と、グリル庫内の熱、さらにマルチグリルの上火バーナーによる「遠赤外線」によって、食品の表面をこんがり仕上げます。上火バーナーから出る遠赤外線は食品の表 面で強い熱を発するので、肉の内側を加 熱しすぎることなく、衣に含まれる水分を すばやく蒸発させてカリッと仕上げることができるのです。少量の油で揚げ物を作るには、ノンフライの他に「揚げ焼き」という方法がありますが、フライパンで両面を焼くため、表面が平たくつぶれてしまいます。また、油の量が少ないと水分が蒸発しにくいため、ベタついてしまうのも難点です。ノンフライ機能では、空気や赤外線で加熱するため、形をつぶさずにカリっと仕上げることができます。

省手間でも 焦がさずこんがり 省手間でも 焦がさずこんがり

加熱によって衣が高温になると、こんがりきつね色に色づきます。これは、衣に含まれる糖とタンパク質がメイラード反応によって変化するためで、180℃付近が適温です。しかし、高温になりすぎると焦げて嫌な臭いや味がついてしまうので要注意。揚げ物でもノンフライでも、この微妙な温度調整が重要です。マルチグリルのノンフライ機能は、温度センサーを使って自動で火加減を調節してくれるので、放っておくだけで、中はふっくらジューシー、外はこんがりカリっと仕上がります。揚げ物と違って、鍋につきっきりにならないの で、その間に他の料理や洗い物ができるのも嬉しいですね。グリル庫内で仕上がるので、周囲を汚す心配がなく、片付けが簡単なのも嬉しいポイントです。揚げ物のように大量の油を処理したり、油で汚れた鍋を洗ったり、油はね汚れを拭いたり、という面倒がありません。プレートパンは、セラミックコーティングで汚れが落ちやすいので、中性洗剤とスポンジでさっと洗うだけ。グリル庫内も拭き掃除しやすいフラットな形状 なので、清潔な状態を保つことができます。