ピスタチオの食べ過ぎって大丈夫?バランスの良い食べ方とは

どんなに栄養価が高くても、何でも食べ過ぎは健康に良いとされません。2021年大注目のスーパーフード「ピスタチオ」も同じ。カロリーと脂質が多めのナッツ類ですので、過剰摂取には注意したいところですよね。このコラムでは「なぜ食べ過ぎがダメなのか?」に焦点を当てて解説していきます。



ピスタチオは栄養の宝庫!

カリッと香ばしいピスタチオは、そのまま食べればおつまみに。サラダや手作りスイーツなど、料理にプラスしても美味しいナッツ系フードです。栄養価を見ても、ビタミンB群、オレイン酸・リノール酸、ルテイン、β-カロテン、カリウム、鉄、食物繊維……と、毎日摂りたい栄養素がバランス良く含まれていて、美容と健康に欠かせない、まさにスーパーフード!ある程度の量を食べたとしても、いきなり体調不良になるわけではありませんが、意識しないで大量のピスタチオを食べ続けていると体が怠くなったり、むくみが出たりと不調を招く可能性があります。

食べ過ぎNGの理由3つ

ピスタチオの食べ過ぎがダメとされる理由はいろいろありますが、3つにまとめてみました。3つのダメな理由を覚えて、食べ過ぎを防いでくださいね。

1.カロリーと脂質の取りすぎで太る

他のナッツ類に比べてヘルシーといわれていますが、トータルで見ればカロリーと脂質はピスタチオも高め。約100gでカロリー約615kcal、脂質は約56gとなかなかの数字です。低GI食品でお腹が空いたときにピスタチオを食べてから他の料理をいただくことで血糖値を緩やかに上げていくこともできますが、お腹が減ったらからと深夜のおつまみには適していません。

2.下痢や腹痛の原因になる

ピスタチオに含まれている食物繊維は「不溶性食物繊維」と呼ばれるもので、腸を刺激して便通を促してくれる効果があります。ですが、不溶性食物繊維を摂取しすぎると消化に時間がかかり腹痛や下痢の原因になったり、逆に便秘を悪化させてしまうことがあります。

3.ニキビ・肌荒れしやすくなる

ナッツ類の多くは、オレイン酸やリノール酸など体に良いとされる油ばかり。これにより肌荒れやニキビができる可能性は低いとされていますが、ピスタチオの商品によって加工されている場合があります。この加工調理でバターを始めとする油分や添加物が含まれていると肌荒れの原因になる場合があります。



正しい量を食べれば、スーパーフードの力を発揮してくれるピスタチオ。食べ過ぎに気をつけながら美容・健康効果を意識してくださいね。

参考:【小島屋公式サイト】

   【e-ヘルスネット】 

   【大塚製薬】 

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