2021.12.15UP
家族や友達とシェアしたい!クリスマスに食べる世界のスイーツ
クリスマスを盛り上げてくれるといえば、ケーキやスイーツ。
コロナ禍で海外旅行ができなくても、おうちごはんなら世界中の料理を楽しめます。
このコラムでは、クリスマスに食べる世界各国の伝統的なスイーツをまとめてみました。
イギリスの「クリスマスプディング」
ドライフルーツやナッツ類がたっぷり入ったイギリスの伝統的なクリスマスケーキ。
ケーキを蒸す前の途中、生地を時計回りにかき回しながら家族全員が一人ずつ願い事を唱えながら、指輪やコインなどを生地に混ぜ込み、蒸し上げていきます。切り分けたケーキの中に入っていた小物で占いをするのも古くからの習慣です。
フランスの「ビュッシュ・ド・ノエル」
ビュッシュ・ド・ノエルをそのまま翻訳すると、「クリスマス(=ノエル)の薪(=ビュッシュ)」。
ケーキ屋さんやホテルのパティスリーショップでもクリスマス前になると丸太をイメージしたケーキが並びますが、まさにフランスのビュッシュ・ド・ノエルからインスパイアされたものです。樫の薪を暖炉に燃やすことで無病厄災を願う北欧神話ストーリーなど、さまざまな説がありますが、クリスマスらしい見た目から日本でも人気です。
ギリシャの「メロマカロナ」
コロンと一口サイズが可愛いギリシャの伝統的なクリスマスデザートは、メロマカロナ。
穀粉やセモリナ、砂糖、オレンジピール、オレンジジュース、コニャック、シナモン、オリーブオイルを混ぜて焼き上げ、クルミをまぶしていきます。
仕上げは、はちみつシロップに漬け込むため濃厚な甘さが特徴のクッキーです。一口サイズでちょうどいい、オレンジやスパイスの香りがふわっと漂うデザート。
上記以外にもクリスマススイーツには、ドイツの「シュトーレン」やイタリアの「パネトーネ」、ポルトガルの「ボーロレイ」、アメリカの「ジンジャークッキー」などがあります。
作って楽しい、食べて美味しいクリスマススイーツ。
今年もおうちパーティーの盛り上げ役として家族や友達と作ってシェアしてはいかがでしょうか。
参考:ウィキペディア