適量を飲めば美容と健康に良いとされている日本酒。近年ではその効果効能が注目され、日本酒専門店が話題になっています。

人気に火が付き、生産地や銘柄、原材料など、ワインのように細やかな部分までこだわる人が増えつつある日本酒の魅力。お家で美味しく飲む方法から、これからの季節にピッタリな相性抜群の夏料理との組み合わせをお届けします。

お家で日本酒を嗜む3つのポイントとは？

インターネットを使って自分でも簡単にクオリティの高い日本酒を検索できる時代。プロが厳選したものから口コミで評判のものまで様々ですが、ゲットした日本酒を自宅で飲むなら、お家ごはんとの組み合わせが大切です。まずは美味しく飲むためのコツをまとめてみました。

1. 日本酒と料理の味のベースを合わせる

料理との相乗効果を上げるためには、味の深みを合わせてあげましょう。濃い味の料理にはパンチの効いた濃厚な日本酒を。薄味系ならサラッと飲めるものが基本です。例えば、甘辛系のタレを付けて食べる焼き肉なら甘口の日本酒というイメージですね。夏の暑い時期ならさっぱりとした料理が好まれますので、この場合は日本酒もさっぱり・キリッとした味わいのものがおすすめです。

2. のど越しの温度感も統一感をもたせる

温かい料理の時には温かい日本酒……というように、料理と日本酒の温度感も合わせると、さらに味の広がりを感じることができます。これからの季節なら冷えた素麺に冷酒の組み合わせなどいかがでしょうか。

3. 季節感のある酒器をセレクトしてみる

透明感のある日本酒を飲む時に、ちょっと意識して頂きたいのが「何で飲むか？」ということ。冬は重厚感のある土素材、夏なら涼しげなガラス素材の酒器を選ぶと日本の四季をダイレクトに感じられますよ。

日本酒の種類から夏の料理に合うものを！

日本酒には純米酒、特別純米酒、吟醸酒、本醸造酒など、名称が細かく区分けされています。たくさんある中から、夏料理と相性の良い日本酒をチェックしてみましょう。

万人受けの日本酒「本醸造」はおつまみにピッタリ！

・冷や奴

・塩辛

・酢の物

・おひたし

暑い日でも食べやすい、淡泊な料理と合わせるなら「吟醸系」

・白身魚の刺身

・カルパッチョ

・フルーツ

・サラダ

お米の香りがフワッと漂う「純米系」ならやっぱりご飯！

・炊きたてご飯

・煮物料理

・野菜炒め

・魚の煮付け

日本酒を料理と合わせる際は、両方の良いところを引き上げてくれる組み合わせを考えるのが正解です。どちらか一方の味や風味を打ち消してしまうと、素材本来のうま味を活かすことができません。とはいえ、日本酒×チーズなど、意外な組み合わせが美味しい場合もありますので、躊躇せずにチャレンジしてみるのも日本酒を楽しむ1つの方法かもしれません。

古くから歴史のある日本酒。ぜひ、ご家庭の料理で食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。

参考：

ニューフクシマ

http://fukushima-nihonshu.com/mariage

おさけと

http://www.osaketo.jp/blog/nihonshu_mariage2/