工事不要の「食洗機」がスゴイ!節水・時短・抗菌、メリットいっぱいのキッチン家電

最近、日本でも注目を集めている食洗機。節水やUV除菌機能など衛生面でメリットがあることから「食器をキレイな状態で保管する場所」として、ライフスタイルに合わせた食洗機が人気です。今回は、人気家電メーカーシロカ(シロカ)にこの食洗機の最新事情についてお聞きしました。



食洗機の普及が他国より遅れている理由は?

日本の食洗機普及率が30%前後といわれている昨今、海外では洗濯機と同じくらい身近な存在といわれている食洗機です。なぜ国内で普及しにくいのか、その背景には「工事が面倒」「置き場所がない」「賃貸では工事ができない」などの理由があるとされています。

最近の食洗機はココがすごい!

食洗機が普及しにくい、この問題を解決するために登場したのがタンク式の食洗機。コロナ禍でおうちごはんが増えた、抗菌や除菌に対する意識が高くなったことも重なり、近年の食洗機は、何役もこなすタイプが人気を集めているようです。実際にタンク式食洗機で評価が高いポイントをまとめてみました。

お試し感覚で食洗機を使える

本格的な食洗機は、業者による工事が必要となるため費用も割高。お手頃なものでも10万円以上が目安となります。タンク式の場合3〜8万円、シロカの食洗機を例に挙げても3〜5万円前後で購入できるので、食洗機を使ったことがない方が気軽にトライできます。

工事不要、賃貸でも使える

水道工事の必要がないということは、賃貸でも使えるということ。メーカーによって異なりますが、キッチン周りであれば設置が可能です。転勤や引っ越しする可能性がある家庭、単身赴任の男性にもおすすめです。

節水効果が高い

食器を手で洗った場合、日本電機工業会自主基準では1回あたりの洗い物で使用する水の量は約35ℓくらい。メーカーによって多少の差はありますが、シロカの食洗機を例にすると使用する水の量は6ℓほど。約29ℓの節水につながります。食洗機専用の洗剤は別途必要ですが、環境にやさしい食洗機もどんどん登場しています。

時短&手荒れ知らず

食洗機を使うことで洗い物時間から解放されるほか、台所洗剤で手荒れすることもなくなります。

高い洗浄力とプラス機能

食洗機は、高温・高圧というその圧倒的な洗浄力の強さから洗い上がりのよさが特徴です。さらに最近の食洗機は、UV付きで除菌99.9%できるタイプも登場しています。小さなお子さまがいる家庭なら、ガラスの哺乳瓶なども瓶の中までしっかり洗えて除菌もできるので、衛生面でのメリットが評価されているのも時代の流れかもしれません。



ライフスタイルが多様化する中、自分たちのくらしに寄り添うキッチン家電を選んでいこうというのが今の時代。家電量販店での取り扱いも着実に増えているので、立ち寄る機会があればぜひチェックしてみてください。




取材協力・参考:【シロカ】

        【日本電機工業会自主基準】 

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