2019.11.12UP
夏の疲れはご飯で癒そう! 心と身体を温めるリチャージャブルフードとは?
夏の疲れがどっと出てくる秋のはじまり。暑さに負けて、アイスや素麺など偏った食生活を夏の間に送っていた人は、そろそろ食事を見直すタイミングではないでしょうか?
今回は、「Your Momʼs Cooking in Tokyo」をコンセプトとして、おふくろ料理で心と身体を温めてくれるカフェ「REISM STAND」の店長小川さんに、夏の疲れを癒してくれるリチャージャブルフードについてお伺いしました。
「リチャージャブルフード」とは?
疲労回復ジムや睡眠習慣の改善など、心身ともにさまざまな疲労回復法が注目を集めている中で、偏った食生活を改善するための再チャージごはんとして、「REISM STAND」が提案するのが「リチャージャブルフード」。食材の持つ効能を最大限に引き出しながら調理することで、食べながら身体を温め、疲れた身体をエネルギーチャージすることができます。
このような健康ブームを背景に、個々のライフスタイルに合わせて身体に良いものを食べたい、そう思う人が増えつつある現代の食生活。季節の移り変わりとともに少しずつ寒さが出てくる秋から冬にかけては「温める」が食のキーワードになりそうな予感があるようです。
例えば、温める身近な食材なら生姜、ニンニク、唐辛子。その他にも人参やさつまいもといった根菜類、漬物や塩麹などの発酵食品は、スーパーやコンビニなど身近なところで手に入る食材たちです。このような温める食材を活かしたいとき、暑さが微妙に残る今の季節でも食べやすくて栄養もあるリチャージブルフードにはどんな料理があるのでしょうか。
夏バテで食欲がまだ回復していないなら「エディブルスープ」
偏った食生活を見直さなければ……と頭では理解していても、夏バテや体調不良が続いてはなかなか思うように食欲が戻らないという人もいるはず。
そんなときに試してもらいたいリチャージャブルフードが「エディブルスープ」です。
食べられる花としてインスタ映えで人気に火が付いたエディブルフラワーが少し前に流行りましたが、同じ「エディブル」の言葉が入っていても、エディブルスープは若干意味が異なります。
エディブルスープとは、身体への負担が軽いスープに具材をたくさん入れたもの。メインではなくサイドメニューとして認識されがちなスープをおかず感覚でしっかり食べるのです。体調が優れないときでも体に入りやすく栄養バランスもしっかり摂れる、身体のことを考えたリチャージャブルフードのひとつだから、満腹感・満足感を得ることができます。
複数のエディブルスープを用意している「REISM STAND」でも、健康志向に敏感なオフィスワーカーたちのランチメニューとして注目されているのだとか。
具体的にオススメするなら、野菜がたっぷり入ったベーシックなスープや豚汁など。韓国料理の参鶏湯なども、まさに栄養満点の食べるスープと言えるのではないでしょうか。エディブルスープをつくる際は、仕上げに身体を温める効果が高いことでも知られる生姜を千切りにして添えてあげるとすると見栄えもアップ。食べたときに広がる生姜の味を楽しめます。
残暑が続く体調を崩しやすい時期だからこそ、毎日の食事には栄養のあるものを取り入れて行きたいところ。ほっと一息できるような心と身体の両面を癒してくれるリチャージャブルフードで疲れた身体を回復させてくださいね。
取材協力:REISM STAND
東京都渋谷区鶯谷町6-6グリーンハイツ鶯谷 2F
OPEN:11:00-23:00
https://www.re-ism.co.jp/reismstand/
※写真:豚汁 680円(税抜)