おもてなしは苦手。やりたいけどどうすればいいのかわからない。
そう思っている方は多いのではないでしょうか。
でも、お家に足を運んでくださった方々をスマートにおもてなしができたら、素敵ですよね。
今回は、「おもてなし上手への道」をご紹介します。まずは順を追いながら、おもてなしの流れを見てみましょう。
■相手のことを考えテーマを決める
おもてなしと一口に言ってもその対象となる人はさまざまです。お友達、義理のご両親、仕事でお世話になっている人…、その方々がどうしたら楽しい時間を過ごせるか、と考えるのがおもてなしの基本。
お酒好きの方ならお酒に合うおつまみをメインに。女子会なら女友達が好みそうなエスニックを作ってみたり。最初に1つテーマを決めてしまうと、準備がぐっとラクになります。
■おもてなしメニューは作り慣れたものを
いざ、おもてなしとなると張り切りすぎてオシャレな料理や普段作り慣れていない料理に手を出したくなります。でもちょっと待って、それ、危険です。
おもてなしの時ほど、普段作り慣れている料理を作ってみてください。味に自信が持てますし、作業スピードもアップします。新しい料理に挑戦したいのであれば、ぶっつけ本番ではなく、事前に何度か試してみてください。
■作業効率を時間差で考える
全ての作業を当日に持ってくると、手一杯になってしまいます。そこで、前日に作れるものもいくつか混ぜておくと便利。当日は盛り付けるだけ、温めなおすだけ、のものがあると気持ちの余裕もできますね。
■必要なことを書き出してみる
おもてなしは、お料理だけではありません。玄関、トイレ、リビングダイニング、掃除をするべきところ、事前に買っておかなくてはいけないもの、といろいろあります。
とはいえ、頭の中で一生懸命イメージしていても、忙しくしていると抜け落ちてしまいがち。そこで試してみてほしいのは、作業の書き出しです。
作業漏れを防げますし、作業の順番を考えることもできます。前日までにやれるものは済ませておき、当日しなくてはいけないものも「見える化」さえしておけば、やり残したことがありそうという漠然とした不安もなくなります。
見える化のコツは、作業だけでなくテーブルセッティングも前日までに決めて書き出しておくとオススメですよ。メモに書いて捨てるのではなく、ノートに書いて残しておくと、今後のおもてなしの時にも役立ちますのでぜひ試してみてください。
■自分自身がとにかく楽しむ
これまでたくさんのおもてなしをしてきましたが、一番大事だと気付いたことは楽しむこと。せっかくお客様をお呼びしても、ホストがキリキリしているとお客様にもその空気が伝わってしまいます。
多少思い通りにならなくても、お客様が来てから作業をしていても大丈夫、というくらいの大らかな気持ちを持って笑顔でおもてなししてくださいね。また来たい、と思ってもらえたらあなたのおもてなしは大成功です。
年末年始はおもてなし機会も増えるシーズン。肩の力を抜いて、おもてなしを楽しんでみてください。