2022.12.17UP
腸活と美容に豆乳ヨーグルト
最近どのスーパーマーケットでも見るようになったのが、豆乳ヨーグルト。ヨーグルトが牛乳を乳酸菌や酵母で発酵させて作られたものであるのに対し、豆乳ヨーグルトは豆乳に乳酸菌を加えて発酵させてできた植物性のヨーグルトです。乳酸菌と言っても植物由来の乳酸菌を加えて作られているものもあります。豆乳が原料になっているので、豆乳の栄養と乳酸菌の健康効果と期待できるヨーグルトなのです。
・嬉しい効果その1「腸内環境を整える」
大豆には大豆オリゴ糖が含まれ、それがヨーグルトに含まれる乳酸菌のエサになるので、乳酸菌の働きが活発になり、腸内環境の改善が期待できます。また食物繊維も含まれるので便通の改善が期待できます。
・嬉しい効果その2「ダイエット効果が期待できる」
大豆に含まれるサポニンは、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減少させる効果が期待できます。また、豆乳ヨーグルトは普通のヨーグルトよりも食べ応えがあり、大豆由来の植物性たんぱく質はゆっくりと体内で吸収されるため、満腹感も続くと言われています。
・嬉しい効果その3「美肌効果が期待できる」
美肌ホルモンとして有名なエストロゲンの働きをサポートする大豆イソフラボンを含むので、美肌に欠かせないコラーゲンを増やし、肌のハリを保つ働きも担ってくれます。さらに細胞の新陳代謝を高める働きもあり、肌のターンオーバーに一役買ってくれるのです。中には大豆イソフラボンの吸収をサポートする乳酸菌を使った商品もあり、効率的ですよね。
デメリットとしては、牛乳から作られたヨーグルトに比べて、カルシウムが含まれないことと、味の違いです。味は好みが分かれますね。私はいくつかの豆乳ヨーグルトを食べ比べ、好きな味を見つけましたよ。甘味がついていないので、はちみつか、オリゴ糖(てんさいまたはきび)で甘みを足しています。腸内環境を意識すると、はちみつでもオリゴ糖でも良いのですが、日替わりで使うのが腸には良いそうです。酸味が少ない分、レモン汁を加えるのもおすすめ。豆乳ヨーグルトにはちみつ+レモンの味はピッタリだと思います。また、増粘安定剤「カラギナン」が使われているものがありますが、カラギナンは日本人の40%しか消化できる細菌を持っていないという研究結果があり、自分が保菌者かわからないと思いますので、豆乳ヨーグルトはカラギナンが入っていないものを選ぶことをおススメします。
乳製品が身体に合わない人でも乳酸菌の効果を得ることができるのが、豆乳ヨーグルトの魅力。実際、私は普通のヨーグルトを食べても便秘が解消されないのに、豆乳ヨーグルトを食べ始めてから、便秘が解消されました。大切なのは自分に何が合うのか試してみることだと思います。豆乳ヨーグルトがちょっと気になっていたという方は、これを機に試してみてはいかがでしょうか!
参考:「クリニックいのうえ」会報誌
「マルサン」HP
「ポッカサッポロ ソイビオ」HP
オフィシャルメンバー:滝野 香織