2019.11.14UP
手作りのお惣菜も冷凍食品も、サクッとカリッと温めます
グリルなら、中はふっくら 外はサクッと
お惣菜の温め直しというと、電子レンジを使うイメージが強いかもしれません。
しかし電子レンジはお総菜の中でも揚げ物の温め直しはあまり得意ではありません。
コロッケや天ぷらなどを電子レンジで温めると、衣がふやけてふにゃふにゃになってしまいます。「揚げ物は冷めていても温め直さないほうがマシだ」という人もいるくらい。そこでおすすめしたいのがグリルでの温め直しです。
マルチグリルなら、衣のサクサク感を保ちながら、中までしっかり温めて、揚げたてのような状態に仕上げることができます。
そもそも、電子レンジを使うと、衣がふやけてしまうのはなぜでしょうか?電子レンジは、マイクロ波という電波によって、食品に含まれる水分を振動させることで、食品の内側から熱を発生させて温めます。このとき食品そのものは熱くなりますが、その周りの空気は常温のままなので、食品内部に比べて表面の温度が低くなっています。そのため、食品内部で温められてできた水蒸気が、表面で冷やされて水に変わります。これが、衣をふやけさせる原因になるのです。
一方、グリルでは、上火バーナーから出る遠赤外線が食品の表面を強く熱し、外側から加熱します。このため、電子レンジとは反対に食品の表面が最も高温になり、衣の水分が蒸発してサクッと仕上がるのです。グリルで温め直しをする際、気になるのは、中まで温まっているかどうかと、焦げてしまわないかどうかです。しかし、マルチグリルのオートメニュー「あたためる」があれば大丈夫。放っておいても、グリル庫内の温度センサーが自動で火加減を調節し、内側はふっくらあたたたかく、外側は焦がさずサクッと仕上げてくれます。
冷凍食品だって グリルでおいしく
冷凍食品の解凍も、マルチグリルにおまかせください。冷凍コロッケなどのフライ系はもちろんのこと、お好み焼きやたい焼きのように、表面をサクッと焼きたてのように仕上げたいものにもオススメです。電子レンジで解凍すると、どうしても外側がふやけてメリハ
リのない食感になってしまいがちですが、グリルなら中はふっくら、外はサクッと、まるで焼きたてのように解凍することができます。グリルでちゃんと中まで解凍できるの?中は冷たいままなのでは?と思ったあなた、「冷凍食品」モードなら心配ご無用です。グリル庫内の温度センサーが、食品が焦げずに温まる温度になるよう自動で火加減を調節し、最後は余熱でしっかり中まで温めます。