サードウェーブ珈琲のブームもすっかり定着。

たばこモクモクおじ様系かファーストフード系のカフェが主流だった時代から、シアトル系に代表される、ちょっとオシャレでおいしいコーヒーを提供してくれるカフェが人気の時代へ。最近では、こだわりの豆をハンドドリップで淹れてくれる、いわゆるサードウェーブのカフェが時代の先端を走る立役者となっています。

そして街中には、長居をしたくなるようなオシャレなカフェも随分と増えました。本を片手にカフェに１人でふらりと立ち寄って、のんびりおいしい珈琲の時間を楽しむ。そんな時間を過ごしたいと理想を抱きつつも、育児や家事、仕事に追われて毎日忙しい状況ではなかなか難しいもの……。

そんな時こそ、ちょっとだけ普段よりも手間をかけて、おうちカフェを楽しみませんか？今回は「おうちカフェ」を楽しむ方法をお届けします。

■珈琲の味にこだわる

筆者自身は「珈琲は、とにかく深煎りで苦みが強いものがいい」と長年に渡り思っていました。というのも、酸味が強くて美味しい珈琲を知らなかったからです。変な酸味を感じるものは、実は劣化している豆だそう。いい状態の豆から出る酸味は、鼻にふわっと抜けるようなフルーティーさがあります。珈琲豆の専門店に行くと、浅煎りのものから深煎りのものまで、酸味が強いものから苦みが強いものまで、実にさまざま。一体どれが良いか分からなくなってしまうくらい種類が沢山ありますよね。いつも自分が好きだと思っている豆と違うタイプのものを試してみると、今まで自分が感じていた珈琲と全く違う珈琲に出会えるかもしれません。

■珈琲とスイーツの組み合わせ

酸味が強い珈琲はクッキーやナッツ類など、軽めのお菓子との相性が良いと言われています。一方で、苦みが強い珈琲はチョコレートやバターがたっぷり使われている重めのスイーツとの相性が抜群。酸味の中でも、フルーティーさが際立つ珈琲はフルーツタルトやドライフルーツなど、フルーツ系スイーツと組み合わせて頂くのがとてもオススメす。

■見た目の演出

家でスイーツを食べるとき、決して高級なお菓子である必要はありません。コンビニスイーツや、スーパーで買ったお気に入りのお菓子でも十分。どんなスイーツを食べるか決めてから、そのスイーツに合わせて珈琲を選んでくださいね。見た目が可愛いお皿に盛り付けると気分も上がります。

テーブルに置きっぱなしの雑誌や新聞、学校からの手紙は全て整理整頓して空間を演出することも大切。小さなお花を飾るだけでも雰囲気が変わります。そんなひと手間だけで、オシャレなカフェに来たような気分になれますよ。

忙しい毎日の中でのちょっとしたお楽しみ。「ふーっ」と肩の力が抜ける時間をお楽しみください。

参照

タリーズコーヒーHP

https://www.tullys.co.jp/