女性ホルモンの減少で男らしくなる!? 毎日の食卓で取り入れてほしい栄養素とは?

美肌や健康を目指す時に必ず目にする「女性ホルモン」という言葉。女性らしさを維持するために必要不可欠とされているホルモンですが、近年では過度なダイエットや偏った食生活といった心身へのストレスから女性ホルモンが減少している女性が増加傾向にあるそうです。

さらに、男性と対等に仕事をこなしてしまうような男前女子が増え、中には男性ホルモンが増えて「ヒゲ」が生えてしまったという女性もいるのだとか……。このように、実は深刻な問題となっている女性ホルモンの減少問題は、見た目だけでなく、身体の不調にも影響を与えてしまうことに。今回は女性ホルモンを増やす栄養についてご紹介したいと思います。

改めて知りたい、女性ホルモンの役割とは?

女性ホルモンを構成するのは「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の2つ。妊娠・出産と深い関わりを持ち、生理の時に起こる高温期は黄体ホルモンが関与していることから、身近に感じる女性も多いのではないでしょうか。

〈女性ホルモンの役割〉

  1. 女性らしい丸みのある身体をつくる
  2. 髪や肌のツヤ・潤いをキープ
  3. 自律神経の安定
  4. バストアップ
  5. 骨を丈夫にする
  6. 妊娠を助ける
  7. 優しい気持ちになる

子どもを産むためにも、そして女性らしさを保つためにも大切な働きをしている女性ホルモンですが、40歳を過ぎた頃から徐々に分泌量が低下しはじめます。ですが、ストレスや不眠などによる自律神経の乱れや栄養不足によってホルモンバランスが崩れてしまうと、体毛が濃くなったり攻撃的な言動が目立つようになり、男性ホルモンが優位になってしまいます。

男性ホルモンが増加してしまうと、女性でもヒゲが生えたり筋肉質な身体になる可能性が高まり、女性らしさが失われてしまいます。

毎日の食卓に取り入れたい!女性ホルモンを増やす栄養素とは?

では、女性ホルモンを増やすためにはどうすればよいのでしょうか。質の良い睡眠を心掛けたり、ストレスを溜め込まないようにするなど、自分の生活習慣や心のコントロールを日頃から意識しておくのはもちろんですが、何よりも挑戦しやすいのが「食生活」を見直すことです。いつも食べているご飯に、女性ホルモンを増やす栄養素を含んでいる食材をプラスしてみる……といった、手軽にできることから始めてみると継続しやすいでしょう。

〈女性ホルモンを増やす栄養素〉

・イソフラボン

女性ホルモンの1つ「エストロゲン」と似たような働きがあるため、肌や髪のハリツヤを保ち、丸みのある女性らしい身体をつくるほか、更年期障害が発生しにくいという事例もあります。納豆や豆腐、豆乳など、大豆製品に多く含まれています。

  • たんぱく質

女性ホルモンを分泌する卵巣細胞をつくるエネルギーとなるたんぱく質も大切な栄養源。肉、魚、卵、大豆製品、乳製品に多く含まれています。

  • ビタミンB6

マグロやカツオ、サンマなどの魚や牛、豚、鶏などのレバーに含まれているビタミンB6もまたエストロゲンの代謝をアップさせる効果があるとされています。生理痛がひどい人やPMSに悩んでいる人におすすめです。

おうちごはんラボでは、女性ホルモンを増やすレシピも公開中。毎日の食卓に一品プラスできる手軽なメニューが掲載されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

鶏レバーの照り照り煮

鶏レバーの照り照り煮

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

じゃこねぎ豆腐

じゃこねぎ豆腐

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山芋の豚肉巻

山芋の豚肉巻き

<レシピの詳細は画像をタップしてください↑↑↑>

さんまのしぐれ煮

さんまのしぐれ煮

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参考:

株式会社菅原研究所

http://www.suga.gr.jp/sub/pdf_file/isohurabon.pdf

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